今日から1泊2日で「全国青年都道府県議員の会」に参加。そこで朝、直江津から東京まで向かいます。
「全国青年都道府県議員の会」とは、230代で都道府県議員に当選した青年約300人で構成される団体。党派はもちろん入り乱れていますが、そこを飛び越えたいわゆる超党派による運営です。今回の会合にはそのうちの40名が参加しました。
昼、新宿駅西口で集合すると、そのまま「神田川・環状7号線地下調整池善福寺川取水施設」へGo。施設内から地下40m、口径12.5m、長さ4.5kmの巨大地下トンネルを視察し、事業説明を伺って参りました。
集中豪雨時、道路上に示された一定ラインを水位が超えると、川の底に穴が開き水がトンネルに流れ落ちるという水害防止システムです。また、冬場は一定量貯水し、その1割程度を消防用に充てているだとか。まさに優れものの災害対策事業です。財政に余裕がありかつコンパクトな都市だからこそ可能な事業なのでしょうが、今後の新潟県の水害対策に向け大変参考になりました。
視察後、東京都議会議事堂にて2007年度総会。その後、先日副知事に就任された猪瀬直樹さんをお招きしての講演会に参加。
猪瀬副知事のお話の中で印象的だったのが、「今後政治はどう変わるかわからない。離合集散する可能性がある。したがって、党派を超えた意見交換を行うことは非常に重要だ」といった内容のコメント(注:正確なコメントではありません)。また、地方分権に触れ、「地方分権は押し付けに対して違うよと言える精神の問題」との指摘にも唸らされました。猪瀬副知事の深い歴史観に基づく先見溢れる講演に感服するとともに、今後日本を背負うであろう全国青年都道府県議員の会の皆さんとの出会いに感謝です。
夜、会員の皆さんと懇親会。その席上、北陸ブロックの一員として同僚の大渕議員と挨拶をさせて頂いた際、「中越沖地震にボランティアに行こう!企画」が持ち上がりました。この企画を是非とも実現するべく、役員の方々に今後お願いして参ります。