今日から一泊二日で佐渡視察。朝9時に直江津駅前で同僚の石塚県議と待ち合わせ、9時30分発の佐渡汽船に乗りこみます。
佐渡汽船(株)は現在、海路に3航路を有していて、そのうちの「小木ー直江津航路」は特に赤字が激しいとして「2隻体制から1隻体制へ」との方針が取り沙汰されるなど、存続が危ぶまれている路線です。そこで、売上に少しでも貢献すべく2人で2時間40分揺られ小木港へと向かいました。
小木港に到着すると、私の親友の大介くんが待っていてくれました。かなりごぶさたの再会を互いに喜び合った後、彼が管理しているという「おぎの湯」へ。本日の宿泊先です。そして用意されていた昼食をとり、早速市内視察へGo!
まず訪れたのは「佐渡太鼓体験交流館」。ここで「鼓童(こどう)」がイベントを行っているというのでちょっと立ち寄ることに。ちなみに、「鼓童」とは本拠地を佐渡に置く、1981年に結成された国際的な活動を行なっている和太鼓集団。知る人ぞ知る超有名団体です。本日のイベントは演奏がなかったので残念でしたが、正直そこまで大きくない館に来場者がたくさんいらっしゃるのにビックリしました。勢いを感じます。
次に向かうは、佐渡市真野地区にある「佐渡歴史伝説館」。入場料に700円も取られたので期待をして中に入ると・・・中にはロウ人形とおぼしきリアルな人形たちが歴史や伝説を・・・・・・おっと、これ以上話すとまだ行かれたことのない方の楽しみを奪ってしまいかねないので、これを御覧の皆さんは実際にご自身で行かれてみてから700円が妥当か否かをご判断頂きたく存じます。
佐渡の歴史と伝説を頭に入れた(?)後、次は有名な日本酒「真野鶴(まのづる)」を作っている「尾畑酒造(株)」に訪問。試飲させて頂くと共に、代表取締役社長の尾畑俊一さまと面談させて頂きました。話は、このたびの中越沖地震における風評被害や経営努力の在り方についてなど。含蓄あるお言葉が心に沁みます。それにしても、尾畑さまは今年で72歳になられるというのに若々しさがみなぎっていることといったら!そのパワーが社内全体を包み込んでいるのでしょう。従業員の皆さんの対応も大変素晴らしいもの。優良企業の風格を身に纏う「アルコール共和国」の今後益々のご発展に乾杯!
お次は「佐渡トキ保護センター」へ。こちらは新穂地区にあるトキの森公園内にあり、現在、中国から贈られたヤンヤン・ヨウヨウとそのカップルから誕生した子供たち、計48羽の朱鷺が飼育されています。先の北海道視察でトキ保護の実態に触れた見識に磨きをかけて参りました。
以上で、本日の視察日程を終了。「おぎの湯」に戻り、夕食⇒風呂⇒懇親会を経て就寝。明日に備えます。