10時から民主にいがたの党議。2月議会最終日の本会議に向けた党内調整などを行います。なかでも時間を割くのが「意見書」関係です。民主と自民から数件の意見書が回ってくるので、それらの賛否を決めるのです。
その中で嬉しかったのが、私が提案した「除雪に関する意見書」に自民党が賛成し、かつ共同提案となったこと。
数日前、意見書の希望はないかとの問い合わせを受けた私は、この「除雪」と「並行在来線」の2本を提示し、事務方に案文作成をお願いしていました。その後、「並行在来線」の方は前議会に提出したばかりで内容もほぼ変わらないとのことで却下されましたが、「除雪」については市川幹事長の筆入れによって「持続可能な除雪体制の構築に関する意見書」として提案するに至ったのです。
党議の結果、当初、本意見書の対応については、自民党が反対するだろうとのことで私が趣旨弁明に立つことに決まっていました。ところが、党議終了後の議運で一変。自民党との共同提案となったことで建設公安委員会からの提出となり、本会議場での趣旨弁明は行わないとの報告を受けたのです。ありがとう、自民党!
昨年の2月議会でも私は「除雪に関する意見書」を提案していました。ところが、自民党はこれに反対したのです。当時の私は、数の論理とは言え、必要な意見書すら通らない議会に残念でなりませんでした。
そんな中、2月議会後の上越選出5人の県議皆が呼ばれたとある会合で「自民党はなぜ反対したのか」と団体から突き上げを食らうのを目撃しました。今回、自民党を賛成に回らせたのは、こうした批判を避ける判断もあったのではないでしょうか。
前議会(12月議会)の「並行在来線に関する意見書」に引き続き、私が提案した意見書が連続で可決されました。良くも悪くも3分の2以上を自民党が占める中で、自らの提案が通った喜びは格別です。
今後は、この意見書を政府がどう受け止め真摯に対応してくれるのか。引き続き国に対しチェック&要望していかなければなりません。