私たち会派は本日11時、6月補正予算に対する要望を知事に行って参りました。
これまで本予算に対する要望は毎年行って参りましたが、補正予算に対しては今回が初めて。
内容については、遡ること4月21日に行った県連所属の有志議員による十日町市&津南町の被災地視察で頂いた切実なる声をもとに、行政職員のご協力を賜りながら私が作成しました。ちなみに、今回は補正が対象ですから、「震災対応」に特化するとともに、「緊急性」・「具体性」を意識してしたためましたこと、何とぞご理解下さい。
以下、内容をお知らせ致しますので、宜しくお願い致します。
<平成23年6月補正予算に対する要望>
1、長野県北部地震は積雪期に発生した地震被害であるため、雪解けとともに道路の崩落など被害の全容が明らかになりつつあるが、今後、融雪水の浸透による被害の拡大も懸念されることから、優先順位など地元住民の意向を十分踏まえた上で、必要により査定前着工による応急工事も進めながら、早期のインフラ復旧を図られたい。
2、雪解けに伴う農地や農業用施設における被害の拡大に対しては、万全の態勢を整えるとともに、復旧に向けた個人負担の軽減など、被災者の暮らしに最大限配慮した対応を図られたい。
3、豪雪及び震災の影響により作付面積の確保が懸念されることから、今期の作付けが可能となるよう農業用施設の早期復旧を図られたい。また、作付面積が減少した場合は、農家の収入面に配慮しながら、その支援に努められたい。
4、農業生産施設の復旧に係る経費、又は農家経営再建に要する経費を対象として、震災や豪雪など過去の災害において発動した8号資金(知事特認資金)を含めて、低利な金融支援策を実施されたい。
5、外観には被害がない公共施設であっても、天井内部の部品の変形など目に見えない被害を受けた施設があることから、児童・生徒の安心・安全を確保する観点から、学校施設の点検調査を実施するとともに、県教委を通じて市町村に対して実施を要請されたい。
以上