活動

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2013年06月28日

活動記

平成25年6月28日 農林水産部に対する質疑

 本日も産業経済委員会で、「農林水産部」に対する質疑。

 私は今回、大きく4点について質問しました。①干ばつ被害に関する配布資料に絡め、今後の支援の在り方について、②一般質問で伺ったことの掘り下げ(担い手確保、中山間対策)、③県産農産品の輸出について、④昆虫食について

 以下、質問をお知らせしますので、ご覧下さいませ。

<質問>

【干ばつ被害対策】

①6月26日現在、田植えができない水田が25ha程度、生育への影響が懸念される水田が63ha程度だが、こうした被害を受けての県の今後の対応について

【新規就農者支援】
?① 一般質問では、農業の担い手確保について知事から前向きの答弁があったが、担い手の中でも将来の本県農業を担う新規就農者の確保に関してどのように認識しているのか、また今後、どのように取り組んでいくのか。

?②青年就農給付金について、制度開始初年度の平成24年度の給付人数など、最終的な実績はどうなったか。

?③平成25年度については、予算的には大幅に拡充しているが、現時点における要望状況。

?④青年就農給付金の評価と、県として今後どのように給付金を活用し新規就農者の確保・定着を進めていくつもりか。 

【中山間地域振興】
?①例えば医療では地域偏在が大きな課題となっているが、農業についても新規就農者が増えていった場合に同様の状況に推移するのではないかと懸念する。よって、青年就農給付金については、平場と中山間地域とで支援の内容に変化をつけるなど、中山間地域については支援の拡充が必要と考えるが見解を伺うとともに、国に対し要望すべきと考えるがいかがか。

【中山間地域等直接支払】???

①中山間地域の多面的機能を維持するためには農業の維持が必要であり、このためには中山間地域等直接支払制度は無くてはならない制度であると考えるが、県内の取組状況について。

?②昨年、直払い制度三期対策の中間年評価が行われたと聞いているが、県内の評価と、今後の中山間地域の活性化に向けて、どのような意向があったのか。

【輸出】
?①県産農産物の輸出の状況について、香港・シンガポールの米の業務需要をメインターゲットに進めると聞いているが、その取組について伺う。(インドネシアも有望)

?②効果的かつスピーディーな輸出促進の観点から、品目の異なる他県との広域連携や、県内市町村と連携した取組を進めることを提案するがいかがか。⇒有効と考えるので研究してみるとの答弁を頂いた!

?③オランダでは、2010年に農林水産省と経済産業省が再編され「経済・農業・イノベーション省」になっており、そのうえで政府・企業・大学のゴールデントライアングルを構築するとともに、ワーヘニンゲン市周辺にマーケット起点の農業・食品・流通分野の産業コンソーシアムが形成され、世界の食品研究の中心地である「フードバレー」を形作っている。本県もこれを参考に、産業労働観光部との連携を更に強めることが重要と考えるが、いかがか。

【昆虫食】
? ①FAOの昆虫食推奨の提唱について、どのように受け止めるか。

 ②今後の食料不足を見据え、国内に先駆けて研究を進めることで、将来、食料としての輸出や、飼料供給の最先端としての地位を獲得するとともに、中山間地域の有力な産業にもなり得るのではないかと思うが、いかがか。

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