あけましておめでとうございます。
いつも私の政治活動をお支え頂きまして、誠に有難うございます。
昨今の国政を振り返ると、さながらアクセルばかりをふかす車のような安倍内閣ではなかったでしょうか。ブレーキの効きが弱ければ、大きな曲がり角に直面した時、大きな危険に晒され、取り返しのつかない大事故に巻き込まれます。例えば、昨年最大の争点となった安保法制に関しても、国民の声を顧みない政府の一方的な憲法解釈の変更で、立憲主義という国家の背骨が大きく軋みました。地球の裏側で起こった戦争にいつでも参加せざるをえないリスクも高まりました。
この他にもアベノミクスの掛け声のもと、東京と地方との地域間格差が益々拡大し、公約破りのTPP、農家を置き去りにした農政改革が断行されました。社会保障の削減、消費増税により私たちの暮らしは益々苦しくなっています。
政治が今為さねばならないことは、教育を柱に、医療・福祉の充実を図りながら、日本の繁栄を築いて下さった方々が安心して老後を過ごすことができるようにすること。そして、産業振興や農業所得向上を果敢に実行するなどして雇用の場を作り出し、若者が夢を追い安心して働き、子を産み育てられる「強い社会」を創ること。その上で魅力あるオンリーワンの地域を確立し、地方から日本の未来を力強く発信する「しなやかな国家」を築くことです。
国家の実力は地方に存す。上から目線のバラマキ政治ではなく、皆様ととことん向き合い、夢や希望を丁寧に積み上げてゆく政治を心掛けながら、今年1年も精一杯精進して参ります。