≪空白の一週間となった国会≫
先週、総理の所信表明が行われ、7日金曜日にかけて、これに対する各党の代表質問が衆参で行われました。
泉代表はじめ立憲民主党からは、国葬や旧統一教会問題、物価高などの重要課題について様々な提案を行いましたが、総理からの答弁は「ゼロ回答」ばかり。
政府の見解を問おうにも予算委員会は開かれず、開会早々異例の空白の一週間となりました。
通常であれば各党代表質問終了後、今週は予算委員会が開かれ、国政課題全般についての質疑が行われます。
政府は国会召集を引き延ばしただけでなく、開会直後に財務大臣の外遊を決め国会日程に大穴をあけるなど、国の対応を待ち望む国民に対する政府の怠慢と言ってよいでしょう。立憲民主党は今後もしっかりと重要課題について政府に提言して参ります。
≪北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて≫
先週4日火曜日の早朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、日本を飛び越えて太平洋上に落下しました。事前の通告もなく、日本の領域にミサイルを侵入させる行為は危険極まりなく、決して許されないものです。
国会は5日、これを受けて北朝鮮に対する非難決議を行いました。
さらに私の所属する拉致問題特別委員会は、安全保障委員会・外務委員会との三委員会合同で、13日木曜日に「北朝鮮問題に関する連合審査」を開催しました。
立憲民主党からは、玄葉光一郎議員、徳永久志議員が質問に立ち、北朝鮮の弾道ミサイルに対する日本の対処能力や、北朝鮮に対しどのように対応したのかなどについて政府をただしました。しかし政府からは、「適切に対応する」「答弁を差し控える」など曖昧な答弁が目立ち、国民の不安を払しょくするようなメッセージはありませんでした。
(予算委員会)
来週はようやく予算委員会が開催されます。
立憲民主党の質問時間は、17日は13時30分から17時まで、18日は9時から11時30分まで。最初に質問に立たれるのは岡田克也幹事長です。
ご注目頂ければ幸いです。