活動

活動

2023年03月25日

活動記

週刊ニュース(3月25日号)

<岸田総理のウクライナ訪問を受けて>

 今週、岸田総理がウクライナを電撃訪問しました。中ロ首脳会談と同じタイミングの訪問となったことで、ウクライナへの連帯G7議長としてのスタンスを示したことは、率直に良かったと思います。
 ただ話題になったのは、お土産の宮島しゃもじくらいで、総理の帰朝報告でも目新しい話はありませんでした。ブチャ、キーウの悲惨な状況を見て、何を考え、ゼレンスキー大統領と何を話したのか。5月のG7で何を実現するのかが真剣に問われると思います。
 今回の総理のウクライナ訪問は国会への報告・了解なしに行われました。事前に党へ内々の打診があり、事柄が事柄であることから、日程の事前承認を得ずに渡航することをわが党としても了承していたものです。
 しかし、経由地のポーランドで総理の姿がメディアによってカメラに収められるなど、総理大臣の安全確保という点で疑問が残りました。河野大臣が報道に苦言を呈しましたが、情報を掴んだのがメディアでなく、テロ組織だったらどうなっていたでしょうか。情報が洩れることが問題なのであり、報道協定を結んだわけでもないメディアに責任転嫁する姿勢はいかがなものでしょうか。岸田政権の情報管理、報道に対する姿勢には、まだまだ改善すべき点が多いと言わざるを得ません。

 

<物価高騰対策について、農水大臣へ申し入れ>

 立憲民主党の仲間とともに、農業における物価高騰対策について農水大臣に対する緊急申し入れを行いました。昨年来、生産資材の高騰について、農業生産現場の厳しい現状と声を大臣に伝えてきましたが、今回はさらに肥料や燃料・エネルギーの高騰対策など9項目について申し入れを致しました。その中でも特に、配合飼料の高騰によって酪農・畜産農家が陥っている危機的状況について、大臣の理解と支援を求めて参りました。
 私からも、「廃業も時間の問題」という現場の声を伝えてきました。大臣からは近々、説明できる内容を出したいとの話もありましたので、まずはその内容を注視して参ります。

 

<ローカル線のあり方について国土交通委員会で質問>

 ローカル線の今後を地域で協議する「再構築協議会」の新設を柱とした、「地域公共交通活性化再生法改正案」の審議が国土交通委員会で行われました。私は国土交通委員ではありませんが、委員を差し替えて質問に立たせて頂きました。
 冒頭、いま話題のChatGPT(対話型AI)に触れ、AIもローカル線への公的支援が必要だと答えると紹介した上で、鉄道会社の努力頼みでなく、国が支援してローカル線を支える必要性について大臣と議論させていただきました。
 また分割民営化後、雪国ならではのコストは地域に押し付けられ、放置されてきたことを指摘。日本全体で支える仕組みの構築が不可欠なこと、先行して3セク化した鉄道についても支援の強化が必要であると強く求めました。
 引き続き雪国でのローカル線維持を支援する仕組みの構築を求め、政府の動向をチェックして参ります。

 

<WBC日本優勝!>

 今週、ワールドベースボールクラシック(WBC)で日本代表が見事世界一に輝きました。昨年のサッカーW杯と違い、日中の試合のため寝不足にはならずに済みましたが、リアルタイムでの観戦はできませんでした。
 そうそうたるメンバーのアメリカ代表を正面から打ち破り、世界一を実現した日本代表の姿。子どものころからの夢を、有言実行でかなえていく大谷選手の姿。シリーズ序盤から不振に苦しみながら、準決勝・決勝でそれを打ち払った村上選手の姿。
 子どもたちはもちろん、色々なものを抱えて生きる私たち一人一人の大人にとっても、そして昨今厳しい話題の多い日本にとっても、野球という一競技の枠を超えて、私たちに希望を与えてくれる二週間ではなかったでしょうか。
 国会では来週にも予算審議が終わり、様々な政策課題の議論に移っていきます。希望ある未来が展望できるような政策を実現できるよう、しっかり頑張ってまいります。

 
 農水省申し入れ2023.3.24n

このページの先頭へ